「自分専用」になって戻ってきたペンの使い心地の良さに思わず声が出ました。

万年筆=草書とか筆記体とか、字が上手い人が使いこなすなんかカッコいいノーブルな筆記具。。
というぼんやりした先入観(偏見?)がありました。

わたしは持ち方も書き方も筆圧も字もアレだし…なんか恥ずかしいなと、なかなか依頼する勇気がでなかったのですが、今回郵送にて2本をニードルポイントに加工していただいて、自分専用になって戻ってきたペンの使い心地の良さに思わず声が出ました。

書く?書きたい?もっと書こうよー?って感じなんです。
わたしが”書くこと”を全肯定してくれるような、
ずっと前からの頼れる相棒だったような、そんな感じです。

少し引っかかりやすい紙をよく書く紙として調節してもらったおかげか、コピー用紙含めどんな紙に書いても最高に調子がいいです。

無加工のUEFは2〜3分放置で掠れる(このペンの個性か、まだ育ってないからかも)のですが、
極太Cから加工していただいた長原さんのNPは、インターホンやお手洗いで離席する際にキャップを閉めずそのままにしても全然余裕です(カーボンインクなので本当はよくないとおもいます!自己責任で!)

万年筆初心者ゆえの疑問や、こちらの都合で完成についての進捗をお尋ねした際のメールの返信も、大変感じがよく、穏やかな感じで、やりとりがしやすかったです。

実際お会いしたこともお声を聞いたこともございませんが、
優しい職人さんのもとで、このペンは大事に、丁寧に、わたしのために調整されてきたんだな…ありがたいなあ、大切に使うぞ…!とほかほかした気持ちになりました。

次はどんな加工をお願いしようか、もう楽しみです!

長文になってしまいました。
この度はありがとうございました!


 

M.W様、とても嬉しいお声をありがとうございます。
勇気を持ってご依頼いただき、本当にありがとうございました(^^)
書き方や持ち方にも一人ひとり個性があって当然です。それらを尊重して、お客さまに合わせた書き味、調整をするのが私たちの仕事ですので、何も恥ずかしがらずに今後もぜひご相談いただけると嬉しいです。

「次はどんな加工かな?」と、またのご依頼を楽しみにお待ちしております。

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