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ご挨拶

長原 幸夫・Yukio Nagahara プロフィール

大手文具メーカーの万年筆工場で20年、ペン先職人として活躍。
日本が誇る特殊ペン先を扱うことのできる希少な技を持つ。
2020年2月14日より、より多くのかたへ万年筆の楽しさを伝えるため、
フリーランスとして活動を開始。

Yukio Nagahara has 20 years of experience as a nib shaper from working in the fountain pen factory of a major stationary manufacturer in Japan. He posses a rare technique that can handle the special nibs only found in Japanese fountain pens. Since 2020.2.14 he has begun to work as a freelancer in order to share his love and enjoyment of fountain pens with as many as possible.

この度は、The Nib ShaperのWebサイトをご訪問いただき、誠にありがとうございます。

デジタル化が進んだことで、ただ記録を残すために、文具は必須の道具ではなくなりました。ですが、人生の豊かさが書くことで深くなることを、人は一層感じるようになったのではないでしょうか?昨今の万年筆ブームは、そんなことを私に思わせます。

言うまでもなく、万年筆は究極の筆記具です。
その、ペン先と紙が擦れ、優雅にインクの鮮やかさが目に入る快楽はデジタルの時代の今も、人を魅了してやみません。

まだ、万年筆を触ったことのないかたには、万年筆は少し難しく、場合によっては怖く思えるのかもしれません。ですが、そんなことはないんですよ。可愛がってやれば、女房のような、大事な友達となるような、そんな道具です。
ただ、使い方によっては、ちっとも楽しくない道具になってしまうので、一人でも多くの皆さんが気持ちよく万年筆を使えるようなお手伝いをさせていただければと思っています。

もう万年筆が好きで好きでたまらない、という方には、より望む書き味になるよう、調整させていただきます。
万年筆は、わがままの道具です。
そのわがままを思う存分味わっていただけるような書き味になるよう精一杯努めさせていただきます。

また、万年筆の修理も承ります。
大切なパートナーを諦めずに、ずっと一緒にいられるお手伝いをさせていただきます。

一人で活動するのは、この年齢になり初めてのことですが、日本の、そして世界の万年筆ファンの皆さまにもっと万年筆を愛していただけるような仕事にしたいと決心いたしました。
至らない点も多いかとは存じますが、応援いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

長原幸夫の仕事

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